皆様こんにちは^^
東京でフリーランスヨガインストラクターとして活動しております。Mikaと申します。
本日もご覧いただきありがとうございます。
今回は、ヨガの八支則の4つめにあたる、プラーナヤーマについてお話致します。
『八支則ってなに?』という方はこちらの記事をご覧ください!
https://mika-yogalife.com/archives/11310
ヨガの八支則 〜プラーナヤーマ〜 について
プラーナヤーマとは、日本語で調気法のこと。
ヨガの呼吸は、基本的に鼻から吸って鼻から吐きます。
レッスンの前に行う呼吸法も、プラーナヤーマの一つです。
その呼吸法をいくつかご紹介致しますね^^
★腹式呼吸
お腹を大きく膨らませながら行う呼吸法です。
ヨガは基本的にこの腹式呼吸で行います!
お腹を膨らませることで、横隔膜が上下し、神経叢に刺激が加わり、自律神経に働きかけてくれる呼吸法^^
主に副交感神経(体をリラックス状態に導く神経)が優位になります。
How to:吸う息でお腹がぷっくりと大きくなり、吐く息でお腹がぺちゃんこになる。
★胸式呼吸
常にお腹を引き締めたまま、胸へと空気を送り込む呼吸法です。
腹式呼吸とは反対に、交感神経(アクティブにしてくれる神経)が優位になります。
その為、ヴィンヤサフローやアシュタンガヨガなど、強度の高いレッスンで取り入れていきます。
How to:吸う息でお腹を引き締めたまま、肋骨を横に大きく広げる。吐く息はお腹を引き締めた状態で胸をリラックスさせる。
★ウジャイ呼吸
勝利の呼吸法とも呼ばれています。
喉の奥から呼吸音を鳴らす呼吸法で、波のような音が聞こえてきて、意識を内側に戻しやすくなる呼吸法。
通常よりも多くの酸素を取り込むことが出来るので、肺が活発になり、心身ともに力強くしてくれます。
How to:胸式呼吸の状態で、行う。吸う息は鼻から、吐く息では窓ガラスを曇らせるように、口からハーっと重たく吐き出す。その状態で口を閉じて行う。
★カパラバティ
シュ!シュ!シュ!とひたすら同じペースで吐き続ける呼吸法です。
脳にたくさんの酸素を一気に送り込んでくれるので、頭の中をスッキリとさせてくれます。
また、お腹を動かすことで、内臓も刺激されてデトックス効果も◎
その分負担がかかるので、必ず空腹時に行ってください!
また、一気に血流が促されるので、高血圧の方や妊婦さんも避けてください。
How to:吸う息は鼻から、吐く息はお腹をポンプのように凹ませながら、一定的に息を吐き出していきます。吸う息は考えず、ただひたすらに吐き続けます。
★片鼻呼吸
片鼻ずつ入れ替えながら呼吸をしていきます。
右の鼻は左脳を活発にし、陽のエネルギーを高めてくれます。
反対に左の鼻は右脳を活発にし、陽のエネルギーを高めます。
片方の鼻ずつ呼吸を繰り返すことで、体の中陰陽のバランスを調和します。
呼吸は自律神経と繋がっています。意識的に呼吸を左右でコントロールすることで、心身のバランスやエネルギー調整を行います。
右鼻から始めてしまうと、陽のエネルギーが強くなりすぎてしまう為、初めは必ず左鼻から行いましょう!
How to:右掌を顔の方に向け、人差し指と中指を折り曲げます。親指は右の鼻、薬指は左鼻にセット。吸う息は右鼻を塞ぎ、左から吸う。吐く息は左鼻を塞いで右鼻から吐き出す。次の吸う息はそのまま右鼻から吸い、吐く息は手を入れ替えて左から吐く。その繰り返しをしていく。
他にも様々な呼吸法がヨガには存在します。
生きている中で必ず行っていくものが、この呼吸。
吸う息は陽のエネルギー、吐く息は陰のエネルギーと考えられています。
私たちが必ず行っている呼吸だって、頑張る時は頑張って、力を抜くところは抜いている!
それならば、日常生活においても、休むところは休んだって良い!^^
ヨガからは様々な智慧を受け取ることが出来ます。
ヨガの恩恵を生活に生かしながら、自分自身を豊かにしていくことが、まさにヨガで大切なことです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
Namaste,
Mika